
M-1グランプリの予選に出場してきました!
秋晴れの天気がよい日で、何とも漫才日和な日でした。
いつも近くの公園などで練習しているのですが、雨が降るとなかなか思うように練習が出来ないので、天気は結構重要なファクターだったりします。
出場は15:30〜ということだったのですが、朝10時には公園に集り漫才の練習をやっていました。
ネタは常に変え続けているのですが、出場3日ほど前くらいから、どうにもネタに納得がいかないところがあり、寝ていてもネタが浮かんでしまい眠れないという日々が。
出場当日だったので大きな賭けでしたが、ネタを1/3程差し替え、練習練習。最初はセリフもあわない、リズムもあわないというドキドキの展開でしたが、何回も練習して行くうちに自然と言葉が出るようになり、なじんでくる感じになりました。

初紹介になりますが、これが相方の山路さん。フォートラベルというサイトをご存知でしょうか?旅行の日記や口コミを書き込める日本最大級の旅行口コミサイトで、このサイトを作り上げた人が山路さんです。同社のCTO(チーフテクノロジーオフィサー)を努めています。

フォートラベルは、各旅行予約サイトの価格比較なども出来るので、安く旅行行きたいときなどもかなり利用しやすく一利用者として便利に使わせてもらってます。
公園で練習すること約2時間。ビデオを撮っては見直しては修正し、だいぶなじんできたところで、会場の近くに移動。途中ラーメンを食べつつ腹ごしらえ。
会場に一番近い公園で、最終の漫才の練習をと思ったら思うことはみんな一緒で、その公園には漫才師がうじゃうじゃ練習中。ちょっと普段では見かけない光景に

良い感じのリズムになってきて、いよいよ本番!会場に向かいます。
会場は渋谷にあるTEPCOホール。渋谷駅から徒歩5分くらいの所です。建物に入るとM-1グランプリ2008はこちらの文字が。

8Fの会場に上がると熱気が伝わってきます。

ホールの会場はパイプ椅子があるような小さな場所かと思いきや、定員160名の立派なホールで、映画館のような椅子が備え付けられているホールです。会場内撮影禁止のため、お客さんの休憩所などを撮影

まずは出場者のエントリーをします。出場者が結構ドキドキ顔で階段脇に並んでる様子。ワクワク半分ドキドキ半分ななんともいえない気分に。

そして無事エントリー完了。エントリーナンバーをもらい出場準備。いよいよ本番まで間近。

出場する順番に並びながら小声でセリフと時間調整の練習。なんども繰り返しやります。
途中私はトイレに何度か行ったのですが、相方の山路さんは堂々としたもの。もうすぐ出番なのにsshでフォートラベルのサーバーのメンテナンスやってます。この余裕ぶりはもしかして大物!?
並んでいるとさきほど出場した「クワバタオハラが落ちたらしい」という謎の噂が流れていたり。審査は最後に行われるのでまだ結果は出てないはずなのにと思いながらも、なんだか緊張感が高まります。
漫才は10組ずつ位のグループに分けられ、MCの方々がトークや紹介などお話をしてくださいます。MCは吉本の芸人さんが努め、ハリガネロックさん、ルート33さん、ショウショウさん、COWCOWさん、ブラザースさんなどなど。私が出場の時はブラザースさんがMCでした。
そしてMCの紹介を受けていよいよ出番。出場予定ではMCのトークが終わってからの最初の出番だったはずなのに、状況が変わりなぜかグループのトリを努めることに。
MCの話聞いてからちょっと落ち着いて出ようかと思っていたら、前の漫才師の終わりでそのまま出場。ちょっとしたことだけどこれ結構大きかったりしました。
さて出番!!
これがビックリすることに、出番の時にどんな感じだったのか今では全く思い出せません。記憶がなぜか真っ白。芸人さんが「ステージのことでは何も覚えてません」っていったりしますが、本当その気分。セリフが飛んだりとかは一切無く、予定時間通りきっちりとした漫才が出来ました。
そしていよいよ全組終わり結果発表!!
結果発表待ちの控えでは何とも言えない空気が流れています。

そして勝ち進んだ漫才師の名前がエントリー番号と共にステージ上で読み上げられます。
○○○○番 南海キャンディーズ
・・・
○○○○番 クワバタオハラ
・・・
・・・
ってかクワバタオハラさんやっぱり予選通ってましたね。噂ってホント当てにならなかったり。
そして最後まで待てども番号が呼ばれず、予選敗退が決定しました。
周りからは「まあしょうがないよね」とか言われたりもしたのですが、これが思っていた以上にめちゃくちゃ悔しいことがわかりました。
夜は興奮して眠れず、次の日なぜか体調を崩してしまい、声が出ない一日を過ごしてしまったり。
そういうわけで予選敗退という結果になりましたが、学んだことはかなり多くありました。出場して本当に良かった。
今回を踏まえてもう一度ネタ作りから始め、次のステージに挑戦していきたいと思います。
応援してくださった方、応援にかけつけてくれた方々ありがとうございました。