[書評]「Flashで作る Androidアプリ開発ガイドブック」 

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Flashで作る Androidアプリ開発ガイドブック」をご献本頂きました。ありがとうございます。

iPhoneもAndroidも1ソースで

タイトルから見ると、Androidしか開発出来ないにも見えますが、
Flashを使うと、1ソースで、iPhoneとAndroid両対応が出来ます。

同時に「Flashで作る iPhoneアプリ開発ガイドブック」というのが本が出てますが、
この辺りは出版社側の思惑なんですかね。

最近iPhoneやAndroidのアプリを開発してるのですが、両方の開発はなかなかに大変です。

出来る限り手間を減らそうと、Titaniumなどを使って
1ソースで、iPhone、Androidの両対応を出来る方法を模索するのですが、
iPhoneは動くけれど、Androidが思うように動かないといったことがよく起こります。

結局iPhoneはiPhoneで開発し、AndroidはAndroidでJavaでゴリゴリ作っている現状があります。

それがFlashを使えば、おなじみのActionScriptを1ソースで、
iPhoneとAndroid両対応出来るっていうのは大きいですね。

今までアプリ作成には興味があったものの、Objective-CやJavaなどで敬遠していた
Flasherの方がアプリを作成するきっかけになる1冊ではないかと。

これからアプリを企画するときに考えたい3つのパターン

これからアプリ企画するなら、大きく以下の3つの攻め方があると思います。

1. スマートフォンでしかできないことをする
2.既存の携帯サービスをアプリとして提供する
3. 人気アプリを移植する

iPhoneやAndroidのアプリというと、カメラ画像加工アプリや、タッチで演奏したり絵が描けたりと
いままでの携帯では出来なかった新しい機能を使ったアプリが注目されがちです。

けれど実際、これまで普通の携帯を使ってきたユーザーと話をすると
スマートフォンに買えたことで、「今まで出来たあれが出来なくなった」という声をよく聞きます。

単純にいうと、今まで携帯サイトに合ったようなサービスをそのままアプリにしても、
大きなニーズがあるということですね。もうすでに顕在化している。

この辺り結構放置されている現状があってもったいないなと思ってたりします。

なのでいままで携帯Flashなどでやってきた方々なんかは、いままでのコンテンツを
新たによみがえらせることが出来る良いきっかけではないかと思ってます。

Flashで作られた脱出ゲーム「クリムゾンルーム」もアプリ版が出て人気があったり、
いままでのものを上手く使えるというのは大きいですね。

それと3番目の「人気アプリを移植する」という方法も、いま熱いと思います。
iPhoneで人気のあるあのアプリ、Androidでは出来ないんだといったことが結構あります。

開発者からすると、両対応するのが難しいので、興味のあるiPhoneだけしか対応してないっていうのは
結構あるんですね。利用者からすると、AndroidでもiPhondでもあまり気にしてないだけに、
「こっちでも作って欲しい」というのは結構あります。

そういう意味で、既に人気となっているアプリ、ニーズが顕在化しているアプリの、
他OSへの実現というアプローチもまた、いまスマートフォンアプリの攻め方としてあると思います。

そういった意味でもFlash、1ソースで両対応出来るのは多くのユーザーのニーズに
一度に答えられる一つの答えなのかなと思ってます。

アプリ初めての方に

書かれたのはモバイルFlash界で有名な岡田さん。

岡田さんの書かれた本は、やっぱり読みやすいですね。
わかりやく丁寧に書かれてるので、初めて触れる方に特にオススメです。


Flashで作るAndroidアプリ開発ガイドブック
Amazon bookmark with Amab.jp on 11.09.04
岡田昇三, 岡本真明
毎日コミュニケーションズ (2011-08-23)

posted by 荒木 稔 | 2011年09月04日 | TrackBack(0) | はてブに追加 このエントリーをはてなブックマークに追加
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